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どこへ行くにも単独行動はするべきではない

海外旅行でイスラエルを訪問したときのことです。エルサレムの街を観光中、トイレに行きたくなりました。観光地の隣に公衆トイレがあったので入ろうとすると、トイレの門番のような少年が立っていました。海外ではトイレが有料なところも多く、彼はその料金を管理したり、トイレの掃除をする役目のようでした。女子トイレには女性がついていることが多いのですが、そのときは少年一人しかおらず、珍しいなと思いました。

個室に入ってまもなく、女子トイレに誰かが入って来る足音が聞こえました。他の観光客が来たのかと思いきや、さっきの少年でした。そして私に何か話しかけてくるのです。トイレに不具合でもあるのかと思いましたが、ちゃんと流れましたし、なんだろうと思いながら個室を出ました。

個室のドアをあけるとすぐ間近に少年が立っていたのでびっくりしました。少年といってももう高校生くらいなので背も高く威圧感がありました。彼は私の行く手をふさいで、どこうともせず、片言の英語で

「友達になろうよ」

といってくるのです。

どいて!と私は大声で言い、つき飛ばそうとしましたが、若い男の子なのでびくともしません。それどころか個室の中へ押し戻そうとしてきます。私は危険を感じて大声を出しました。すると通りがかった観光客が声を聞きつけてやってきてくれ、私を助けてくれました。

けして寂しい場所などではありません。人がうじゃうじゃいる市街地、それも観光地のトイレでこんなことになるとは思っていませんでした。実はエルサレムはセクハラ被害が非常に多いところだったのです。たとえ日中の観光地であろうとも、どこへ行くにも女性はけして単独行動はするべきではないと思いました。

1日1回のハグが愛を育む